テレビのリモコンの修理です。

といっても、対応するのは特定のボタンの反応が悪いケース。
例えば、電源ボタンだけ、押してもなかなかテレビがつかないとか。 うちはこのケースでした。

どれを押しても反応が悪い、なら素直にリモコンを買いなおした方がいいかもしれません。
アマゾンで純正リモコンも売ってます。

では、作業です。
用意するものは、百均で売ってるアルミテープ
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あとは、お手元のリモコンを分解するための道具です。
ネジ止めならドライバー。
パキッとはめ込んでるだけなら、ギターピックとかプラスチックカードのたぐい。

で、なんとか開けてください

これは基盤側
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これがボタンの裏側になります。
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これは日立のリモコンですが、 基盤の赤く塗ったスキマがどこかで繋がって、電気が通ると、そのボタンが押されたということになります。
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試しに、マイナスドライバーとかで線をつないでやると、リモコンボタンを押したのとおなじ働きをすることが確認できると思います。


 で、これが対になるボタン側
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 うっすらと縦横に線のようなものが見えるでしょうか。
 これが、電気を通す素材となっております。

ボタンが押されると、この縦横の線で基盤側の回路のスキマをどこかで橋渡しし、電気が通ってチャンネルが変わったりする信号を発するというわけです。

で、ボタンの反応が悪い、というのは、この縦横の線が薄くなって電気を通しにくくなっている、ということになります。

そこで、最初のアルミテープの出番です。
ちょうどいいサイズに切って、ボタンの裏に貼ってしまいます。

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きらりと輝いているのがアルミテープです。

これでOK

カバーを閉めて、ボタンの効きを確認してください。